2014年12月16日火曜日

師走

12月も半分を過ぎましたね。わー早い!
姉の送ってくれたムーミンのアドベントカレンダーを、毎朝モンマリさんと楽しく開けています。
今日はだあれ?と、いいながら。
ちなみに、今日はミイでしたよ。

パリは寒い日は3~4度。ぶるぶるふるえてます。
しかし10度くらいまである日もあって、寒さが和らぐときも時もたまにあります。

外国で初めてお仕事をしています。
12月だけなのだけれど。
日本の雑貨(のれんや漆塗りの食器、小物から、着物、浴衣、作務衣などなど。)を扱うお店で、
お客様は主にフランス人です。
フランスのノエルは、家族・親戚にプレゼントを贈りあうので、
お店は1年で1番大忙し。
郵便屋さん、配達屋さんも、てんてこまいになります。

フランスの人が、のれんとかはんてんとか買って行くのが不思議で不思議で。
でも、日本の物が愛されているのを直接見れるのは、誇らしい気分にもなります。

今パリでは、葛飾北斎のかなり大きな展覧会が開催されていて、
連日沢山の人が訪れているそうで、行列もすごいそうです。
2年前にも、中規模な北斎の展覧会が開催されていたのだけれど、
その時はほとんどお客さんもいなくて、のんびりじっくり見れたし、そこまで一般の人までも巻き込んでのブームと言うほどではなかったと思う。
お店のお客様でも、浮世絵や北斎のモチーフのものを見ると、見に行ったのよーっておっしゃる方が多いように思います。

今週、スタージュ(研修)の為に、14歳の女の子が働きに来ています。
大学生くらいかな?と思って、いくつかと聞いたら、中学生!
先週お手伝いに来てくれた子も、15歳。
その子も、大学生くらいに見えた。。。
フランス女子大人っぽすぎて、びっくりです。
フランスでは、中学生・高校生の時に、お店とか企業で数日働く制度があるようです。
子供のころから、こういう取り組みをしてくれるのはいいことだなーと、思います。
将来を考える時の、良い助けになってくれるのではないかしら?
日本だと、キッザニアが、それに代わるものなのかしらね?

立ち仕事は身体に堪えるけど、
今パリはノエルのディスプレイで、彩られているので、
12月にお仕事でパリに出れるのは、得した気分でいます。
心配だったけれど、お店の方が何より優しい方たちなので、
毎日楽しく働いていますよー。
のこり半月、せっせとラッピングにはげみまーす。